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2007年10月29日
 ■ 第3回 漆喰・土壁 技術講習会 締切のお知らせ

第3回 漆喰・土壁 技術講習会 締切のお知らせ

定員締切  ありがとうございました。

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お陰様を持ちまして、11月10日(土) 開催予定の
挾土 秀平氏による漆喰・土壁 技術講習会の
お申し込みが200名定員になりましたので、
締め切らせて頂きます。

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多くの皆様のお申し込みに感謝申し上げます。

当日に向け、挾土氏と平成会の皆様にご協力を頂き
準備を進めておりますのでご期待下さい。

皆様に喜んで頂ける講習会になるよう頑張ります。

それと・・・↓

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本日の毎日新聞 10月29日(月) 朝刊 
「くらしナビ 住まい Living」 に、
漆喰の記事が載りました。

弊社も紹介して頂きました。
漆喰の良さがご理解いただければ幸いです。
ありがとうございました。

投稿時間 : 10:18 個別ページ表示

2007年10月25日
 ■ 原田 進氏 九州のカリスマ左官 ご来店

10月22日(月)九州の「原田 進」氏にご来店頂きました。

滅多に九州をお出にならない原田氏ですが、
今回は富士川建材工業(株)様の50周年記念講演会で
講演する為に湯河原にお見えになり、その後弊社にご案内
させて頂きました。

お目に掛かるのは2年振りです。

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展示室において原田氏と嬉しいツーショットです。
以前からお越し頂ける日を楽しみにお待ちしておりました。

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師匠の久住 章氏とは久し振りのご対面だそうで、
師弟でありながら、巨匠同士の会話はそれはそれは
凄いレベルの滅多に聞けない内容のお話でした。

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挾土秀平氏の作品を見ながら素材と技術について
小林澄夫氏も交えて意見交換が行われました。

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事務所内の色土のサンプルを前にお話を伺いました。
氏はほとんど自分で土を取って来て精製するそうです。
土のみでなく、大方の材料は手作りとの事、
例えば、スサ用のワラは自分で無農薬の米を作って稲刈りをして、
ワラスサを作るそうです。
また、小舞を編む竹も自分で伐採しますし、あらゆる素材を
徹底的にこだわり研究しながら物にしていくそうです。
九州には良い素材が沢山有りそうですね。
羨ましい限りです。

ここぞとばかりにいろいろとお話を伺います。
本当にありがたい事に、質問すれば何でも教えてくれます。

今回は2日間、原田 進氏の温厚な人柄にタップリと、
触れさせて頂きました。
書籍等で拝見する氏の様子をそのままにプラス、実際に聞く
心のこもった優しい語り口に、益々ファンになりました。

原田様、ありがとうございました。
今後もご指導よろしくお願い致します。
次にお目に掛かれる日が楽しみです。


投稿時間 : 10:46 個別ページ表示

2007年10月20日
 ■ 挾土秀平 VS ビートたけし 達人対談!!

ビックニュースです。

我らの、挾土秀平 VS ビートたけし 達人対談!!

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株式会社 新潮社 出版の 「新潮45」 11月号発売で、
挾土秀平氏とビートたけし氏の対談が実現しました!

12ページにわたる内容は?

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日本の左官は世界一

たけし氏は、挾土氏を日本で最も注目されている左官職人と
紹介してくれました。

「おいらの父ちゃんもペンキ職人だったから、
今回は職人談議に花を咲かせるよ」 と、
対談時間を大幅に延長しての大盛り上がり状態だったそうです。

読んでみて楽しい中にも、なるほどと思う職人魂が見えて来ます。
お二人の感性がぶつかり合う興味ある対談です。

是非皆様も読んでみて下さい。

投稿時間 : 08:19 個別ページ表示

2007年10月17日
 ■ 高知 二十日会 「第3回土佐漆喰講習会」 開催

10月13日(土) 高知県の野丁場で活躍されている
左官職で組織する 「二十日会」 様が、
第3回 土佐漆喰講習会 を開催されました。 

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会場は、高知県職業能力開発協会の
地域職業訓練センターで行われました。

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やはり南国、当日は快晴で気温も高く夏?と思うほど、
ホットな日です。

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ご覧下さい、素晴らしい施設で驚きました。
羨ましいの一言です。

テーマは、各土佐漆喰メーカーの商品について、配合方法、
土佐漆喰ヨロイの技法、磨きの技法と本格的な技を習得する
ハイレベルな講習です。

県外の、中部、近畿、九州地区からも多くの参加者を
含む約60名の大きな規模での開催となりました。

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会場には展示物も多数有り左官アートを楽しませて
頂きました。

これは、伊野左官工業の伊野郁夫氏の作品です。
板に塗り付けた土を細長くカットして、それを起こして
縦横に貼り付ける工法などアイデア一杯の作品です。

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こちらは、土佐漆喰の磨きです。
朱の磨きも見事で、しかも周り縁は緩やかなカーブで
中央部分より低く仕上げてありました。

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土佐で採れる土で色々な仕上げの作品が展示されて
いました。
綺麗な色土がいっぱいありました。

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田中石灰工業(株)様の展示です。
伝統材料を重んじながらもタナクリーム等、新しい商品開発に
情熱を注ぐ姿勢はこれからの建材の在り方に一石を投じている
メーカーと言えるでしょう。

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鏝(コテ)の展示コーナーもありました。
地域や工法によって珍しい鏝があるものですね。
見ていると楽しくてわくわくしてしまいました。

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さあ、いよいよ始まりです。
最初に二十日会会長の(有)北村工務店 北村隆正氏より
開会のご挨拶がありました。

北村氏は土佐漆喰の普及に尽力される仕掛け人です。

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次に、二十日会理事の(有)かわうち 河内六男氏より
講習会のスケジュールや行程の説明があり場内は
引き締まって来ました。

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材料作りも北村会長の指示に従い的確に慎重に
行われて行きます。

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木のトロ舟です。
これで鍬を使って錬るのが本当なんですね!

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軽くハンドミキサーで攪拌した漆喰を木のトロ舟に入れ、
平鍬でスサを押し切るように混ぜます。

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そうする事により板目にスサや石灰の塊が引っかかり、
良く分散出来る訳です。
プラスチックや鉄の舟では滑ってしまい混ざり具合が悪いのですね。

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土佐漆喰を製造しているメーカー4社です。
田中石灰工業(株)・北村石灰・栗田商店・西内石灰工業所 
の揃い踏みです。
聞けばそれぞれ微妙に違いがあるそうです。

ウ〜ン 奥が深い・・・。

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こちらは、ベテランが造り出す仕上げ用のノロです。

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丹念にフルイながら下にノロ分だけを落としていきます。
決して勿体ないからと言ってこしたり、絞り取るような事はしません。
何故なら細かいスサなど不純物が入ってしまうからです。

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漆喰の塩梅を確認します。

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材料も出来上がり皆さん一斉に砂漆喰から塗り付け
開始です。

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京都からお見えになった、皆さんご存じの
しっくい浅原 浅原雄三氏です。
その日本を代表するカリスマの技を存分に発揮され、
参加者の注目を集めていました。

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兵庫県からは、日本全国引っ張りだこの
植田俊彦氏が参加されました。
雑誌等でお馴染みのスーパー左官です。

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同じく兵庫県から、松木憲司氏です。
磨きのエキスパートとして全国を飛び回る
名人です。

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お笑い3人組です・・・しっ失礼しました!
愉快な冗談ばかり言っておられるので、ついつい。

左から、植田氏、浅原氏、松木氏が並んで磨きを
掛けている様子は見る物を引き付ける技のぶつかり合いの
素晴らしい競演でした。

高い技術の中にも、それぞれ行程のタイミングが違っていて
実に興味深い勉強になるパフォーマンスでした。

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熱心に若手を指導する、土佐漆喰の名工 河内六男氏です。
氏とは、南イタリアの石灰研修旅行にご一緒させて頂きました。
連日同室させて頂き、夜な夜な漆喰に付いてご指導をお願いし
多くの事を学ばせて頂きました。
田中石灰工業(株)の技術顧問でもある、河内氏の豊富な知識と技は
全て自身の体験から生まれて来たもので、その研究熱心な姿勢には
感銘を覚えます。

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二十日会 熱血副会長の、
(有)藤岡工務店 藤岡政男氏です。(右から3人目)
そのお人柄は周りを明るく元気にする土佐人の代表です。

九州熊本から見えた、
東口氏(右1人目) 越猪氏(右2人目) 丹波氏(右4人目)
と、鏝の話で盛り上がっています。

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藤岡氏の長年使い込んだ鏝は長さ30僂曚匹梁腓さだったものが、
20儖未泙覇辰棒茲諒がスリムに減っています。
この鏝でどれ程塗り込んだのか想像を絶する逸品です。

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参加者持参の道具箱です。
どれだけ鏝を大事にされているのか、良く分かる気がします。
手に取って見せて頂と、実に手入れが行き届いていました。

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伊野左官工業の伊野郁夫氏です。
冒頭の土のアート展示作品を制作された名人です。

あれっハンダ下地のパネルに何かを始めました。

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すると、あっという間に着物姿の踊り子さんが出来ました。
お見事!
僅かの時間でこれほどの雰囲気を出すとは驚きです。
基本技術を完成させた腕だかこそ出来る早業ですね。
その絵心もさすがのセンスを感じます。

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田中石灰工業(株)の若手営業マン 
伊吹知之氏(右)です。
東京担当でいろいろとお世話になっています。
漆喰に付いていつも一緒に考えている仲間で
今後の活躍が期待されるナイスガイです。

深田美佳さん(左)です。
深田さんは、今年5月にお亡くなりになった、
漆喰博士の濱田俊夫様のご令嬢です。
ライターをされていて、今回の講習会の取材に
お見えにまりました。

懐かしい濱田氏が愛用していたニコンのカメラを引き下げて
取材されるお姿を拝見していると、やはり似ておられるなと
氏の面影が偲ばれる嬉しい時間でもありました。

深田さんには、お父様のご意志を引き継いで頂き、
土佐漆喰の為ご尽力頂ければありがたいと思っています。

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土佐の熱気と高度な土佐漆喰の講習会ですっかり
興奮してしまいました。

本物の材料と、本気の左官屋さんが取り組む土佐漆喰の壁は
単に伝統工法と言うだけでなく、これからの左官の在り方を
表すもっとも優れた工法だと言えると思います。

例えば、カップ麺が出回っている時代ですが、
生地を練って打って麺を作り、出汁は昆布と鰹節で採って手作りの
本物の美味しさを知る事でその違いに気が付きます。
それと同じで、左官の技もプレミックスの材料を使うばかりだけでなく、
捏ねたり、ワラを継ぎ足したり、ノロを取ったりと材料の手作りから
始める事で、塗り付けて仕上げるまでの本当の左官の仕事と、
自然素材の塗り壁の良さが分かるのだと思います。
漆喰が見直され益々世に広まることは間違いの無い所です。

少し成長したかな?
何か土佐っ子になった気分です!

高知の皆様、本当にお世話になりありがとうございました。
教えて頂いた事を生かせるよう精進して参ります。
今後もご指導をよろしくお願い致します。

投稿時間 : 11:11 個別ページ表示

2007年10月09日
 ■ 「宇ち多」 東京 大好きなお店 立石もつ焼き 

やって来ました、立石もつ焼き 「宇ち多」 です。

日本一のもつ焼き店は、平日14時、土曜日は12時開店です。
ある土曜日の11時ごろ、店前には既に10人ほどの行列が
出来ていました。
最近は皆さんメチャクチャ出だしが早いです。

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こちらは表口です。時間が経つにしたがって後ろへどんどん
行列が伸びて行きます。
しかし本当に皆さんお行儀良く並んでいます。

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入り口に控えるは美味しそうにグツグツと音を立てている
煮込みです。
クゥー たまんないですね〜!

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11時30分頃、中は準備万端整っているようです。
キレイに並んだグラスは、一瞬にして満席になる店内の
混乱を見事に裁く為の仕組みです。
マスターがいつもの様に最後の一切れまで丁寧に
タンナマを切り分けています。
向こう側に見える裏口も行列が出来ていますね。

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そして11時40分、大幅なフライングで開店したのです。
ドドッと人が押し入るように満席になりました。
お気の毒にあぶれた人も何人かいます。

取り敢えず座り込みホッと一息付く暇もなく
開店直後に無くなる煮込みの骨をゲットします。
相変わらずほろりと崩れるように煮込まれた肉質は最高です。

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焼酎の梅割をいただきます。
グラスからブワッと溢れさせて、そこへ梅のエキスをお好みで
入れてくれます。

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今回はほんのり色づく程度に大人の梅割でいきましょう。
効く〜!
でもこんなにもつ焼きに合うものはありません。

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タンナマです。
ついつい写す前に手を付けてしまいます。
美味しいので飛びついてしまうのです。

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レバタレ若焼です。
土曜日はレバナマが無いので極めてレア状態でいただきます。
これも絶品、たまりません。

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アッ またも撮る前に食べてしまいました。
カシラ素焼き若焼お酢です。
ジュウシーな肉質は噛み締めるほど旨みが味わえる
逸品です。
どれもが新鮮な最高の素材で美味しくて唸ってしまいます。

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こちらは、裏側の入り口です。

この日は他に、シロタレ良く焼き、アブラ少ないとこ素焼きの良く焼き、
ハツナマお酢、ナンコツシオ、おしんこショウガ乗っけてなど、
なかなか来られないのでメチャ食いです。

もつ焼きと焼酎の梅割って本当に合いますね。
良い気持ちになってお腹もイッパイです。

とても幸せな時間を過ごさせていただきました。
ふと以前 「宇ち多は心のパラダイス」 と友人が言っていた事を
思い出しました。
お店のスタッフの皆さんの飲衛兵に対する愛のある接客に
いつもながら敬意と感謝を表して退席させていただきました。

宇ち多 万歳!

投稿時間 : 17:55 個別ページ表示

2007年10月06日
 ■ 百年前の「チリトンボ」

飛騨高山の 「職人社 秀平組」 挾土秀平氏の現在建築中の
迎賓館をお尋ねしました。

その建物は、高山駅近くに建っていた築100年の洋風建築の
豪邸で、それを挾土氏所有の1700坪の地所に移築しています。
挾土氏がここ数年没頭している大事業です。

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それは見事な建築で、当時の高山の高度な木工技術を結集して
建てられた事は容易に想像出来る秀作です。。
中央のマントルピースはその風格に圧倒されます。

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さらに驚きは、天井の四方周り縁に施されていた蛇腹引き
の装飾です。その大きさと左官技術の凄さに言葉を無くします。

そしてその蛇腹を復元する訳ですから、これまた気が遠くなるような話し!

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裏側を見ると木摺(きずり)の構造を組み込んだ工法で出来ています。

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ガッチリと食らい付いた漆喰は100年経った今も、
強度を保った素晴らしい物です。

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ふと見ると漆喰が塗り付けられる木摺の板が外して立てかけてありました。
さらに近づいて見てみると・・・。

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アレッ?  麻だ!
「チリトンボ」が打ってあるのに気が付きました。

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そうです。
「チリトンボ」を使ってしっかりと補強してあります。

それにしても見て下さい。
この100年前の生き生きとした麻を!!

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100年前の麻のアップです。

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引っ張っても強い繊維質を保っています。
施工した当時の状態がそのままで、「チリトンボ」として
頑張っていたのですね。

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こちらは、現在の「チリトンボ」です。

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比べて見てもあまり変わりがありませんが、
むしろ、今の方が麻の質が弱い?
なんて感じてしまうほど100年経年した麻は凄いのです。

この様に貴重な発見やデータに基づいて、挾土氏の集大成である
迎賓館は着々とじっくりと完成に向けて進行しています。
本物を知る男が作り出す世界はどんな風になるんだろうと・・・。
きっとまた、大騒ぎになると思っているのは私だけでしょうか。

あ〜、完成が待ち遠しい!

やさしい カリスマ左官 挾土秀平様、ありがとうございました。

投稿時間 : 09:32 個別ページ表示

2007年10月01日
 ■ 富沢建材 第3回 漆喰・土壁 技術講習会 開催案内

富沢建材株式会社が開催する、
第3回 漆喰・土壁 技術講習会のご案内  好評受付中

11月10日(土) 挾土 秀平氏をお招きして開催します。
詳しくは弊社ホームページ 「新着情報」 をご覧下さい。

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現場で放つオーラは凄いです。
シビレます!!

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カリスマ左官 挾土 秀平が繰り広げる 「土の世界」
お見逃しなく!

定員間近になりました。
早目のお申し込みをお願い致します。

投稿時間 : 08:57 個別ページ表示