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2007年06月27日
 ■ 「魚三酒場」のお刺身 東京 大好きなお店 門前仲町 

魚とお酒好きの皆さんへ。
今回は新鮮な魚貝をたっぷりと楽しんで頂きましょう。

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地下鉄東西線 門前仲町駅 2番出口を出て永代通りを右へ30メートル。

そこに、驚きと感激のお店 「魚三酒場」 があります。

安くて美味しくてご免なさいの店なのです!

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いつ行ってもお客さんが並んでいます。
1階・2階がWコの字型のカウンターで、3階・4階がお座敷の店内は
今日も満席です。

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待つこと20分、一番左側のカウンターへ案内されました。
待たされた分、ビールが最高に美味しいですね。
グラスの魚三の文字が生き生きしています。

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正面に張り出してあるお品書きです。
左右のものまで合わせると150種はあろうかと言う凄さ。
お刺身・天ぷら・焼魚・煮魚・フライ・珍味 
あ〜 どれにしよう?

でも、まず最初はお刺身からがここの暗黙の掟なのです。

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トップバッターは、「中トロ」 630円です。
見た瞬間で分かる鮮度抜群の美味しい中トロです。
そして、一切れのサイズだって大きくてビックリ!
後ろのビール瓶と比べてみて下さい。
これで630円で良いのかなと思う大判振る舞いです。

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「貝ひも」 330円
コリコリの食感でこちらも新鮮そのものです。

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「うに」 850円
甘いっ 舌の上でころがして味わうこの幸せ!

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この辺で 「熱燗」 といきますか。
清酒 金亀 一杯180円です。
大きい徳利でドドッとこぼして注いでくれます。
これがたまりません!!
先ずは口からグラスへ運び、表面張力オーバーをすすります。
飲みやすい口当たりはグイグイいけちゃうんですね、これが♪

生うにと日本酒のコラボは最高です。

手前のおかずは 「揚げナス」 260円です。

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「あじのたたき」 280円
身が締まってます。

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貝シリーズを行ってみましょう。

「焼はまぐり」 390円
大きくてプリプリです。

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「生つぶ貝」 380円
新鮮コリコリこの量でこの値段は信じられません。

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「鮮漁とり貝」 400円
甘い身です。

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そして極めつけは、

「あわび」 400円
小さめのあわびですがコリッコリの旨さは最高です。
肝つき600円は品切れでした。 残念。

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「あら煮」 50円!!
しっかりと味わえる一品で50円なんてあり?

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「中おち」 300円
このボリュウムでこの価格は信じられません。

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「いか刺し」 300円
このあたりまで来ると言葉が出なくなります。
300円前後のラインナップはとにかく凄いの一言!

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まだまだ続きます。

「しまあじ刺し」 530円
これも身が締まって甘みがあります。

魚三では500円前後は高級品です。

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この辺で煮物をいってみましょう。

「いしもちの煮付け」 450円
良いお味の煮付けで、ほろりとほぐれる身はお酒にとても合いますね。

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お口直しで、
「にら玉」 ? 200円
にら玉と言うと、普通はにらを玉子でとじたものを想像しますが・・・
ここのはシンプルでお浸しのにらに玉子の黄身を乗せたもの。

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このように醤油を一たらしして黄身と絡めて食べると、美味しい〜!
実に良くできたお口直しです。

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お次は、
「めごちの天ぷら」 380円
めごちと言えば天ぷらでしょう。
熱々揚げたてをハフハフと頬張ると、
サクッとした白身の美味しさがたまりません。

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「ぬた」 150円も外せません。

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隣のおじさんが食べている
「串カツ」 300円もいっちゃえ〜。
ウースターソースだぼだぼで!!

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最後の締めは絶対に欠かせない逸品。

「ぶりつゆ」 100円
クーッ と泣きたくなるようなぶりの出しが良く出た美味しいお椀です。

活気溢れた店内はまだまだ宴たけなわです。
美味しさ求めて人々が集まるお店なんですね。
キビキビと仕事をこなし、お客さんに喜びを与えてくれる店員さんの、
魚三酒場の歴史と門前仲町の文化も香る下町の心意気に
めちゃくちゃ元気を貰ってます。

安い値段でとびきり新鮮なお魚を思い切り心ゆくまで堪能出来る
「魚三酒場」 は最高です。

投稿時間 : 07:44 個別ページ表示

2007年06月23日
 ■ 2007 第59回 「三軌展」 開催

少し前の出来事ですが、とても嬉しかったお知らせです。

5月16日から28日まで、
公募美術団体 三軌会が主催する 2007 「第59回 三軌展」 
が開催されました。

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会場となったのは六本木の国立新美術館です。

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近代的な凄い美術館にビックリ!
六本木の変わりようには唖然としてしまいました。

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驚きながら三軌展の会場に到着です。

三軌展の公募規定書には、
「皮相な模倣を排し、様式の如何を問わず、個性を尊重し、
新鮮で自由な表現を旨とする。」 とあり、
絵画・彫刻・工芸・写真の四部門で、自作未発表の作品を出展すると
記されています。

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そして中へ。
何んと広い・・・しかもこの様な部屋が三軌展だけで38もあるのです。

それぞれの部門で日頃の腕の見せ所とばかり、膨大な数の作品がゆっくりと
見られる様にゆとりを持って展示されています。

真剣に見たら一日では無理な世界です。

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さて、今回の嬉しいお知らせ 其の一。

この作品が目に入らぬか!

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そうです、我らのセメント商工健康保険組合 
熱血常務 田名網 源市氏の作品
「イスタンブールの蒼景」 です。

人目を引く作風は見れば見るほど引き込まれる素晴らしい出来映えです。
イスタンブールに居るような深い情景が沸き出て来ます。
写真で見るより何十倍も素敵で心のこもった絵です。
田名網氏の絵画はいろいろな所で見る事が出来ます。
どの絵も見る度に感動する名作で、特に旅好きにとってはたまりません。

本来の姿は画家だったのか?
普段会議での熱く語る姿からは、じっとキャンバスに向かって描く様子は
想像しにくいのですが・・・。
あっ、踊りながら描いているのかもしれませんね。

これからも、もっと沢山の作品を世に出して、
皆の心を癒して下さい。

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そして、嬉しいお知らせ 其の二。

こちらは工芸の部に出展され、佳作賞に入選された
御正 牧子氏のフレスコ画作品で 「木霊」 こだま です。

漆喰をレリーフ状に厚く塗り付け色彩を施した見事なフレスコ画です。
立体感のある生き生きと伸びる枝葉に遊ぶ小鳥達が、
そ〜っと静かに見ていないと飛んで行ってしまいそうな臨場感と、
夢のある作品です。
小鳥達が逃げないよう暫くの間じっと息を殺して見入っていました!

実は3月に弊社にお越しになり漆喰についてご相談を頂きました。
過去お使いの漆喰材に納得がいかず他に良い物が無いか、
探しておられるとの事でした。
フレスコ画について不勉強な私は逆に教えて頂く気持ちでお話を伺うと、
漆喰の粘り気や混ぜてあるスサの具合、下塗りの段階の肌具合など
実に繊細な感覚が求められている事にとても驚きました。

そこで弊社で扱う漆喰商品の全ての内容とそれぞれの特徴をご紹介し、
検討して頂きました。
石灰の焼成方法やスサの種類と長さ、ノリの種類など、使用している
自然素材のこだわりの理由等も含めて、既調合漆喰商品について
説明させて頂きました。

その結果、田川産業(株)の城かべを選択され使用して頂きました。

後に入選のご報告と、
「城かべは、今まで私が扱っていた漆喰と違いレリーフ状にしやすかった
ように思います。今回この漆喰を使わなかったら、細かい凸凹を作る事は
難しかったです。」
との感激のお便りを頂きました。

御正さん、万歳〜!!
少しはお役に立てたかと思うと、嬉しくて嬉しくて飛び跳ねておりました。

今後も漆喰を沢山使って良い作品を一杯見せて頂きたいと思います。
本当におめでとうございました。

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以下、個人的に好みの作品をご紹介します。

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おや! 馴染みのある画風です。
コンクリート製品が描かれた絵画が見られるとは思いもしませんでした。

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そして、次には・・・・あっ!

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よく見ると、
富士川建材工業(株)のシーレックスが描かれているではありませんか!
作者は業界関係者?
建材店の皆さん、建材の未来には明るい光が差し込みつつあるのですぞ!!

田名網 源市様
御正  牧子様
素晴らしい芸術の世界へご案内頂き本当にありがとうございました。
感謝申しあげますと同時に、今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。 

投稿時間 : 13:42 個別ページ表示

2007年06月21日
 ■ 挾土秀平 日本化成(株)の「ケイソードパレ」を塗る

6月13日〜15日 東京ビックサイトに於いて
建築リフォーム&リニューアル展」 が開催されました。

第13回を迎えたこの企画は年々充実し、来場者も多く注目のイベントです。
建材店の立場からも最新リフォーム情報が満載で参考になる事が多く、
毎年楽しみにしている大事な催しなんです。

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その中で出展者として特に目を引いたのは
日本化成株式会社のブースでした。

毎年、カリスマ左官 挾土秀平氏を招き塗り壁の良さを協力にアピールして
頂いているのです。
ブース内は、塗り物の展示コーナーや、挾土氏の作品展示、講演用のステージや、
塗り壁体験コーナーなど多彩なレイアウトで雰囲気上々です。

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そして、日本化成(株)が自信を持ってお薦めする健康建材、
「NSケイソードパレ」 です。

珪藻土の吸放湿能力を最大限に生かした主材に、
砂の匠、土の匠、墨の匠、星の匠と仕上がりに個性が表れる
十数種類の着色骨材を用意してオリジナルな壁が作れるように出来ています。

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さあ、拍手に迎えられ挾土秀平氏の実演会が始まります。
挟土氏はNHKテレビ番組のプロフェッショナルや、ようこそ先輩など、
テレビでもお馴染みのカリスマ左官で、多くのギャラリーが見守る中
塗り壁の良さを語ってくれました。

自分だけのオリジナルな壁作りをする。
北海道から九州まで同じ家が有るのではなく、自分だけの空間を作ると
心が豊かになる。
周りの身近な土と、水を使った本当の塗り壁の空間を自分で作ると
自然に近づいて行ける。
自然に近づけば近づくほど地球の温暖化問題とかが分かってくる。
左官の良さは自分で作り出す事。

うん〜、納得のお話です。

でも、マイクを持つと矢沢永吉かっ♪・・・最後に歌ってくれないだろうか?
リクエストしてみましょうか!

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残念ながら歌ってはくれず、マイクを鏝(コテ)に持ち替えて、
スーパーテクニックのお披露目です。
相変わらずカッコイイ鏝さばきですね。
見る人の目を釘付けにしています。

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仕上げのパターン出しも遊んでいるようで楽しそうです。
この仕上げはかなり大きな凹凸をランダムに付けています。

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こちらも鏝一丁であっと言う間に仕上げました。
バランスの取れたパターンはセンスを感じるデザインです。
会場からは一瞬の出来事に驚きの声が沸きます。

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挾土氏の手の込んだ代表的な作品です。

見ていると大地の自然にグッと近づいて行きます。

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入社2年目の女子社員の方もデモンストレーションで頑張っていました。

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かなり練習を積んだと見えて、かなりの腕前!
櫛目のパターンはお見事です。
赤いオーバーオールが似合ってました。

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こちらのコーナーでは泥団子作りが行われています。

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皆さん楽しそうに製作中です。
泥団子って本当に面白くてハマるんです。

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おっと、 そこへ秀平さんが笑顔で登場!

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何やら土の話でしょうか、カッコ良くアドバイスしてます。

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塗り壁の体験コーナーです。
東京都左官職組合連合会の皆さんがお手伝いしています。

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沢山の方々に体験して頂いたそうです。
丁寧な指導が受けたのか、特に女性が熱心だったとか。

こうして、毎年 日本化成(株)様が展開する企画は、塗り壁の良さを
広く皆様に紹介出来る絶好の機会です。
分かりやすく見やすいアイデア一杯のブースは来場者の注目を
集めています。
挟土秀平氏の中々見られない実演や、高品質な材料を使ってディスプレイした
塗壁、泥団子と塗り壁体験コーナーなど盛り沢山な内容は、
他には無い日本化成(株)様の意気込みを感じました。
良い材料を広めるパイオニアです。

我々もその企業姿勢を多いに見習って、塗り壁の良さをPRしたいと
思います。

日本化成株式会社様、良い機会を頂きありがとうございました。
今後もご指導をよろしくお願いいたします。

投稿時間 : 09:37 個別ページ表示

2007年06月19日
 ■ 泥団子の気持ち

最近、何かと気忙しい日々を送っていた時に、
恩師、榎本新吉氏からお声がかかり千石のご自宅へお邪魔しました。

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原点に戻って泥団子の勉強をさせていただきました。
しかし、いつ来ても、来る度に材料も技も進化し続けているのです!
榎本親方の探求心には本当に驚かされます。

先ずは、マイコレクションをご紹介します。
沖永良部島の土で作った泥団子です。

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木節粘土をベースに、黄土を少しトッピングした作品です。
淡い色合いはなかなか魅力的です。

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これは、3年前に作ったものです。
白ベースに藍染めの藍色で模様を付けた団子は今も輝きを保っています。

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お次は、弊社の技術講習会「黒漆喰磨き」で使った黒ノロを、
榎本親方が手を加えて作ったノロで仕上げた泥団子です。
実はこれは少し前、家内が親方に手解きをいただいて作ったものです。
すっかり自信付けて偉そうに持って帰って来ました。
(材料が良いからなのだ!)

でも、深みのある輝きは見事です!!

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そして、私が作った泥団子2個です。

ご覧下さい。
今までに見たことの無い色合いと雰囲気です。
左官教室の小林編集長が 「利休ねずみ」 と言ったとか。

薄墨を使うこの技法は、千石磨きの進化を象徴する逸品です。

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数日後、再び伺うとこれまたビックリの泥団子教室です。
下地を整えた後、何やら不思議なものが混ざった薄緑色の
ノロを塗り付けます。

榎本親方、それを何かは明かしてくれません。
重ねて塗り込むうちノロの色がだんだん濃くなっていきます。
あれ?これって・・・。

親方の命令でお教えするのはもう少し後に致します。
まったく、どこまで進化するのでしょうか?
榎本氏の飽くなき探求心は計り知れないものがあります。

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これも3年位前に貰った泥団子の一輪差しです。
命を宿しているような愛らしい小さな団子です。

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榎本親方の相変わらず愛ある厳しいお言葉をいただきながら久し振りに
泥団子作りに没頭しました。

慌ただしい毎日に、忘れかけていたものがにじみ出て来ました。
土いじりは癒されます。
土にはとても不思議なパワーがあります。
土のことが益々知りたくなりました。

また、榎本親方の 「ほーら、引っかかった!」 が出ました。
う〜ん、またしてもやられた!

こうやって、良いタイミングで声をかけてくれる優しい親方なんです。

家に帰ってじっと泥団子達を見ていると、それぞれの気持ちを語りあっているように
見えます。
「良い塗壁を作る為の実験の意味も含めて、早く世に出て人を癒す壁になりたい」
それぞれ皆、志の高い可愛い奴らです。

自然の素材だけで作る泥団子の素晴らしさは実に魅力的です。


投稿時間 : 07:49 個別ページ表示

2007年06月14日
 ■ 「天鳳」の中華料理 東京 大好きなお店 中野坂上 

山手通り(環状6号線)と青梅街道の交差点にあるその店は、

創作上海小皿料理 「 天鳳 」 です。

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いつも満席の店内は、食してみれば納得の美味しい技ありのお店です。

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メニューを見ながらキリンラガービールをキューっとあおります。
プハー! ノドが潤う最高の瞬間です。
もしかして、この時はメニューを見てても何も考えていないのかもしれません。
いや、考えられない?

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そしてオシャレな網代のテーブルに、何気なく見ていた箸置きは・・・。

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赤唐辛子だったのですね!!
良く見ると辛さの割には可愛い顔をした奴です。

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さて、まず一品目は、
うん? これだけ見たのでは分かりませんね。
何やら、レタスの上にどっさりとおかかが乗っています。

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「揚げなすのネギソースかけ」 です。
お皿に取り全てを絡めて食べると、何とビールに合うこと。
爽やかなハーモニーです。

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「エビ マヨネーズソース」 です。
大きめなプリプリのエビに見た目よりさっぱりしたマヨネーズソースが、
エビの味を充分に引き出しています。
これもビールにバッチリ。

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「鉄板 ギョーザ」 がこれまたいけます。
具は肉と野菜の旨みがギッシリと詰まったタイプ。
熱々の鉄板皿に乗せて出される少し大きめで皮がカリッとした餃子は、
最後までハフハフ言いながら美味しくいただけます。
ラー油、醤油、お酢を好みに合わせたタレをタップリと付けて、
ガブリっといきます。

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ここで紹興酒の登場です。
皆さん飲み方は?
ロック派、ロックレモン派、お燗派、お燗粗目砂糖派、常温派、
いろいろあるとは思いますが、私はお燗です。
紹興酒の甘い香りと技ありの美味しいお料理・・・最高です!

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珍しいところで 「明太子と豆腐の煮込み」 です。
タラコと豆腐って合うもんですね。
豆腐好きにとっては嬉しい発見!

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明太子ソースの美味しさに思わず南京風花巻を注文しました。
付けて食べると・・・美味し〜いっ!
お皿のソースをキレイにすくって返却(笑)

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外せないのが 「鉄板 おこげ」 です。
この瞬間の ジュジュジュウ〜〜 の音はいつ聞いても良いですね。
ここの音は特に大きいんです!

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大きい海鮮もゴロゴロ入ってます。
さあお酢を少しかけて洋カラシを付けていただきます。
皆さんおこげはカリカリ状態で食べるのが良いですか?
それとも、じっくり浸して柔らかくなってからいただきますか?
私はカリカリが残っているうちに食べるのが好きです。

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仕上げに 「上海オイスター焼そば」 をいただきます。
野菜もかなり入っているオイスターソースの風味が素晴らしい、
締めにさっぱりと食べられる逸品です。

ご馳走様、いやぁ〜美味しくいただきました。
店内を見ると今宵も満席です。 
その訳は? 満足満腹の状態で考えてみました。
「天鳳」 さんは、素材の良さを充分に引き出す業師だと思います。
そしてそのお料理の素晴らしさは勿論、お店のリラックス出来るオリエンタルな雰囲気と、
スタッフの皆さんのハートが心地良いからなんですね。
大勢の家族に囲まれて楽しむ、まさに中華料理の楽しみ方の本質みたいな空間です。
このお店のファンが多いのもうなずけます。

次はいつ来ようか?
スタッフの皆様、楽しい時をありがとうございました。

投稿時間 : 09:35 個別ページ表示

2007年06月11日
 ■ 挾土 秀平 作品  TBSテレビ 「NEWS23」 の壁

待ってました、挾土秀平氏 の作品が遂に到着しました。

TBSテレビの報道番組 「NEWS23」 に登場する壁です。
過去に手作りのこんな壁があったでしょうか?
しかも現物と同じ使用の壁が目の前に!

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挾土さんてどんな壁を作るんだろう?
と聞かれると困ります。

高度な技術と芸術的デザインの豊なセンスを兼ね備えた達人は、
素人には到底考えの及ばない素晴らしい多彩な作品を生み出します。
その凄さをどう説明すれば良いのかが難しいのです。

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この作品では厚みを付け凹凸を出したベースの土壁に、
漆喰で作ったバラのつぼみや花びらを埋め込んだ作品です。
試行錯誤を繰り返し、妥協せず想像を絶するほどの努力をして
一つ一つを完成させるのが挾土流。
オーラを放ちながら制作中の氏の姿が目に浮かびます。

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可愛いバラを、じっくりと見ているとその息吹と香りが立ち上って
来るような気がします。
これだけ土を自在に扱う・・・いや、可愛がる人は他にはいません。
これが、挾土ワールドなのです。

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左官の伝統工法を重んじながら、新しい文化を刻むスーパー左官
「挾土 秀平」 は、今日も何処かでカッコ良くドラマチックに塗り続けているのです。


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弊社の塗り壁展示室に挾土氏の作品を展示させて頂きました。
また一つ夢が叶いました。

挾土様には、お忙しい中にもかかわらず作って頂き感謝申し上げます。
ありがとうございました。

是非、挾土作品をご覧下さい。
わくわくする事間違い無し!
皆様のお越しをお待ち申し上げております。

投稿時間 : 12:15 個別ページ表示

2007年06月05日
 ■ 「濱田 俊夫氏」 を偲ぶ

5月30日 漆喰の博士  全国に土佐漆喰の良さを広めた、 
高知 田中石灰工業(株)元常務取締役  
「濱田 俊夫氏」 がご逝去されました。

昨年の暮れよりご入院され治療に専念されておられましたが、
ご家族の懸命な看病も虚しく亡くなられました。
最後までお仕事に復帰される事を望み、
強い意志で病気と闘っておられたそうです。
再会の日を楽しみにお待ちしていたのですが・・・。
残念でなりません。

悲しみの中執り行われたご葬儀は、お人柄が偲ばれる多くの参列者が
見守る厳かなお式でした。
辛いお別れにただただ悲しみをこらえるのが精一杯でした。

濱田氏を偲んで楽しかった南イタリア研修旅行の思い出をご紹介します。

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世界遺産 カステル・デル・モンテ をバックに ハイ ポーズ。

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おとぎの国のようなアルベロベッロの散策。
感激の美しさに写真好きの濱田氏と撮りまくりました。

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アルベロベッロの建設会社社長ジョバンニ氏とその石灰工場で。
材料を見ると人が変わり博士になります。

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アマルフィの広場でカプチーノタイム。
色々な事をお話しました。
日本の建築を変えなくては・・・などと。

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そしてアマルフィの夜、レモンチェッロのバーで。
いや〜、盛り上がりました。
国内外問わず一緒によく楽しいお酒を飲みました。

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ちょっとしたスリリングな時?を過ごしたナポリを後に、
カプリ島へ向かいます。

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カプリ島の青の洞窟前で。
濱田氏の普段の行いが良いお陰で、洞窟内では綺麗で
最高な青い光を見る事が出来ました。

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ローマのスペイン広場では、奥様やお孫様、ご家族の皆様へのお土産を
大事に抱えておられました。

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散策中、一般のお宅の方に 「エスプレッソ 飲んでいきませんか」 と、
声をかけられました。
気さくで明るい南イタリアのマンマでした。

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ポンペイの遺跡を見学。
遺跡に残る赤・黒色の磨き漆喰壁の調査を行いました。
濱田氏の目がキラリと光ります。

まだまだ楽しい思い出が尽きる事はありません。

濱田様には沢山の事を教わりました。
何も知らない土佐漆喰の世界を気長にじっくりと指導して下さいました。
氏の築かれた素晴らしい多くの人脈もご紹介頂きました。
石灰と正面から向かい合うきっかけを作って下さったのが濱田様です。
私が今日こうして元気に仕事に励めるのも濱田様のお陰です。
感謝の気持ちはとても言葉では表せません。
今後は濱田様のご意志を引き継ぎ漆喰を広められるよう頑張る所存です。

濱田俊夫さん、本当にありがとうございました。

ご家族の皆様に心からお悔やみを申し上げますと共に、
濱田様のご冥福をお祈り申し上げます。


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