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2008年01月31日
 ■ 鏝サミットのご案内

2月16日(土) 第14回鏝サミットを開催します。

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塗り付け作業が、どうも思うようにはかどらない。
今使っている鏝が使いにくい。
柄が壊れた。
先が反っている。

など、調子の悪い鏝も 「東京金広」 がその場で修理致します。
バランスを調整するだけで蘇ります。

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榎本新吉氏のモデルを展示しております。
榎本氏の一番弟子で、若きカリスマの小沼左官様が所有する物で、
究極の鏝を手にとってご覧になれます。

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70年ほどの歴史を持つ通し鏝です。
これは、榎本氏が師匠の山崎氏から譲り受けた物で、
暫く三重県の方へ度していたのが戻ってきたのだそうです。
一尺の迫力ある姿は圧巻です。
是非ご覧下さい。

26日(土) 午後1〜5時 皆様のお越しをお待ちしております。

投稿時間 : 09:06 個別ページ表示

2008年01月28日
 ■ 「あ・ど・と」 東京 大好きなお店 新宿中井 

弊社の近くにあるそのお店の名は 「あ・ど・と」 
お料理の美味しさとアットホームな雰囲気が評判のバールです。

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西武新宿線・都営大江戸線の中井駅に程近く、
通り掛かれば素通り出来ない魅力的な店構えです。

扉を開けて店内へ、
いらっしませ♪ の明るいお迎えに、こちらも顔がほころびます。

「あ・ど・と」 のメニューの特徴は、そのバリエーションの多さにあります。
和・洋・中のどれもこだわりの本格派!
それでは柿崎オーナーシェフの技と心のこもったお料理を一部ですが
楽しんで頂きましょう。

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先ずは和のお料理から、 「カツオのたたき土佐作り」 
皮面を軽く焼き厚く切られた一切れは、アブラがのった絶品です。
分葱とニンニクを利かせたお醤油でいただきます。

「あ・ど・と」では、新鮮な活きの良いお刺身がいつでも食べられます。 

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次に 「和牛のたたき刺身仕立て」
たたき勝負といきましたが、こちらも素晴らしい!
良質な牛肉で柔らかく仕上がったたたきは、ワサビ醤油でいただきます。
美味しい!

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お酒〜!!
たまらず日本酒熱燗で乾杯です。

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「ナンコツ塩焼き」 です。
レモンを搾っていただくとコリコリとした食感が最高です。
ナンコツって本当に美味しいですよね。

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こちらは、「牛すじ煮込み」 です。
何と、私好みの関西出汁の煮込みです。
綺麗に澄んだ色の出汁に時間をかけて煮込まれた牛すじは、
箸でほぐれるほど柔らかくて、思わず旨いっ と声が出ます。

その他、お魚料理など手の込んだお料理もお得意で楽しませてくれます。

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お酒は、カベルネ・ソービニオンのワインにシフトです。

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ワインと来れば洋食で、

「レタスのガーリックサラダ」
レタスと旬の新鮮野菜にカリカリに揚げたニンニクのスライスを
かけてあります。
レタスのシャキシャキ感とガーリックの香ばしさはクセになります。

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あ・ど・と の定番 「ジャーマンポテトあどと風」 です。
カリッとフライにした大きめのポテトにソーセイジとベーコンをタバスコ入り
トマトケチャップでさっと合わせ粉チーズを振ったワイルドな一皿です。
ビールをガブガブやりたくなる曲者!

洋食は全てがオリジナルの、ステーキ、ハンバーグ、ピザ、パスタ、カレー
など種類も豊富で、いつもメニューを見て迷ってしまうのです。

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次に中華で 「四川風マーボー豆腐」 です。
ご覧の通りの本格派の中華は、これまたシェフの腕の見せ所。
とびきり辛いけど旨みの深いマーボー豆腐です。

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キャベツが美味しい 「回鍋肉ホイコーロー」 です。
豚肉にピーマンとネギも合わせて豆板醤、甜麺醤でさっと炒めた
食感はプロの技。
美味しいの一言です。

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この辺で、お食事と参りましょうか。

これも、あ・ど・と の定番 「揚げたてソースカツ丼」 です。
これが飲んだ後に最高!
サクットした衣と柔らかいお肉のトンカツにソースが染み込んでいて、
それにキャベツの千切りとごはんを一緒に口に入れれば、美味しい!

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この日は驚きで 「いくら丼」 までありました。
注文しない訳には参りません。
いくらのつぶつぶとご飯の相性がたまりません。

締めの食事までしっかりと楽しませていただきました。

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そして最後に、あどとのこだわりはサイホンでいれてくれるコーヒーです。
その場で豆を挽き、開店以来の旧店舗から使い続ける、手入れの
行き届いたサイホンで落としたコーヒーはコクのある豊かな香りを放つ
逸品です。


「あ・ど・と」は、テレビドラマに良く出て来る、止まり木の様なお店なんです。
近所にこの様なお店が有るって幸せな事です。

それだけではなく、オーナーシェフの柿崎氏と奥様には日頃から、
家族共々大変お世話になっているんです。
いつもありがとうございます。

あどとには遠方からも大勢の方が集まる、暖か物語の沢山あるお店です。
オーナーの人柄で、この様な美味しい楽しいお店が出来るのですね。

「あ・ど・と」 万歳!

投稿時間 : 18:10 個別ページ表示

2008年01月24日
 ■ 奥田 信雄氏の 「鏝」

京壁の巨匠 京都 奥田左官工業所 
奥田 信雄氏をお訪ねしました。
(写真右)

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奥田氏は1950年生京都まれで、京の町屋の仕事を多くこなす師の元で
左官の基礎を習得し、その後数寄屋を手掛ける親方につき伝統的な
京壁を学ばれました。

現在、国宝、重要文化財等の多くの工事に関わっておられます。
そして、京都の左官鏝の研究では第一人者としてその名を知られて
います。

奥田氏、前回のご紹介(2006年6月10日)(2006年9月22日
2007年9月5日

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先ずはその一級品の鏝をご覧下さい。

この様な美術品や貴金属などを飾るガラス張りのケースが
いくつか置かれ、その中に・・・。

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充分に手入れの行き届いた鏝がぎっしりと整列していて、
その美しさに目が釘付けになります。

柄に押された奥田の文字の凛々しさと想像以上の数と種類の鏝は、
常に土壁の先端を歩む奥田氏のオーラが染みこんだ逸品です。

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どうですか、写真からもその凄さを分かっていただけると思います。
しかも、かなりの数は現役で使用されているそうです。

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そして、幾つかの引き出しの中もこの通り!

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奥田氏はどの鏝も、我が子を可愛がる良き父親のように優しく
手に取り説明してくれます。
それぞれにこだわりと愛着が詰まった一丁達で、そのルーツと、
用途など様々なお話を伺いました。

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どれほど可愛がっているかと言うと、この容器に入っているロウを、
暖め溶かし、使う度に丁寧に鏝達に塗り付けケアしているのです。
この子達は本当に幸せモノですね!!

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奥田氏のサンプル作りも、その几帳面さが伺われます。
ビシッとした木の箱に収められた塗り見本は・・・

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京壁や土間の三和土仕上げ(上)など、奥田氏の技術が見事に
表現された秀作揃いです。
目利きのお客様がこれを見て感激する事は間違いの無いところです。

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これは奥田氏が過去作った中で一番良く出来た、納得の(左から)
糊捏ね用のみじんスサ、水捏ね用のみじんスサ、みじん砂です。
20年前に作った物だそうです。

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そして、京錆土の最高の物はと尋ねると、
これですと出して頂きました。
常に京錆土だけでも数百袋を在庫している中で、
やはり20年ほど前の最高級品です。

以上4点、ちゃっかり頂いて参りました。

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奥田氏は究極の水捏ね仕上げを追求しています。
それは、土と砂とスサで造り出す伝統的・・・いや、それを超える
水捏ねの京壁の追求です。

道具から材料、技、心、全てを一体化し一切妥協することなく、
真っ直ぐに取り組む姿勢は、見ている者にとってもきりりと身の
引き締まるような思いがします。、

奥田氏曰く
「京都の壁が如何に優秀か、如何に凄いかを立証していきたいと
思っています。」
「自分が塗った壁は、はたして伝統工法に値するのか、
いつも自分自身に問いかけています。」

この言葉に京都を代表する奥田氏の京の心意気全てが込められて
います。
そして、氏の追求する究極の水捏ねは常に進化し続けています。

京土壁の奥深さを骨身に?染み込むほど教わり、大変勉強になった
一日でした。今後もご指導をよろしくお願い致します。

奥田様ありがとうございました。

投稿時間 : 10:21 個別ページ表示

2008年01月18日
 ■ 漆喰蛇腹 植田俊彦の技

淡路の名工 植田俊彦氏が造り出す 「漆喰蛇腹」 
の世界へご案内します。

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昨年の暮れに植田氏の現場へお邪魔しました。
全国を飛び回る氏に、暮れの忙しい時にも拘わらず沢山の事を
ご指導いただきました。

この建物は壁、蛇腹、天井、階段の蹴込みまで内装全て塗り物の、
植田ワールドが展開されています。
入るなり驚きの漆喰のオンパレードです!

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本日施工されているのは、植田氏が得意とする現場引き漆喰蛇腹です。
すでに砂漆喰で下地が出来上がっているところに仕上げの施工です。

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蛇腹引き用に調合された硬めの漆喰を下地にかなり厚く塗り付けていきます。

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思ったよりタップリと付け送ります。
下地や漆喰の調合具合、塗り付けの厚みなど細かい所まで
チェックしながら作業する荒井氏です。

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2mほど塗り付けると型を使って漆喰の付具合を確認します。

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ここで植田親方 登場!
現場蛇腹引きの本番です。
追っかけの作業は熟練の技を生かした手早い作業です。

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しかしながら納得の形に収まるまで幾度となく引きます。

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手元に全神経を集中して見事に仕上がっていきます。

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そして、入り角部分の仕上げです。
これぞ植田氏の技の見せ所で柳刃鏝を使ってそれはそれは丁寧に
手を動かします。

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ここも気合いの入れどころで細かい作業に息も止まります。

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どうですかこの美しさ、ご覧下さい。
完璧な仕上がりにため息が出ます。
一カ所を仕上げるのに小一時間かかるそうです。

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一段落の時に、蛇腹引きの型作りを教えていただきました。
型面に貼る、薄手のステンレス板で巾が約28个縫ットされています。

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それを型の大きさに合わせた長さに切ります。
織り込む所に印を付けて、

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型はさみで折り目を付けていきます。

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あっと言う間に型に合わせた引き面の出来上がりです。
しかも正確に!

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この現場では4種類の引き型が使われています。

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この現場引き作業は見ていると楽しくて面白くて飽きませんが、
施工する職人さんはさぞ大変だと思います。
慣れているとは言え、上半身はバキバキになって辛い事とでしょう。

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でも見て下さい。
長手の漆喰蛇腹の仕上がりです。
大きい部屋の天井にピーンと通った巾25僂睛ろうかという
漆喰蛇腹の迫力に言葉を失います。
それにしても蛇腹というのは美しい!!

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いつも明るく楽しい植田氏です。
今回お邪魔した現場でも職人さんとの笑いが絶えない活気の有る
作業風景でした。
次から次へと出て来るジョークと道具、そして仕上げのバリエーションの
豊富さは、いつも驚かされる左官のエンターテイナーです。

しかしながら作業の瞬間瞬間に緊張感のある空気が張り詰める時が
有ります。
氏はいつも失敗から色々な事が学べると仰っています。
その言葉に裏付けられた一時も無駄にしない姿勢に、
本来の左官の姿を見せていただいたように思います。

大変で必至で作り上げるから、出来上がりが美しいのですね。
心のこもった仕上がりに感動を覚えました。

漆喰万歳!

植田親方ありがとうございました。
職人の皆様お世話になりました。

投稿時間 : 07:18 個別ページ表示

2008年01月15日
 ■ (株) 梅彦 新カタログ発行

(株)梅彦様が新春に 「塗り壁と石」 の新カタログを発行されました。

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手間暇かけたカタログ作りは定評のあるところで、他社も見習う
充実の内容です。

今回は 「町屋の粋」 に拘った素晴らしい出来映えになっており、
304ページに及ぶ各種商品案内や、分かり易い写真解説付の
施工マニュアルなど、使い勝手の良い素晴らしいカタログです。

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そして、その中に弊社も紹介していただきました。

「施主の感性、巧の技が息を吹き込む 至福の天然素材 土 」
見事に表現された内容に感謝、感激です。

これにお応えするべく、左官様の塗り壁のお仕事にお役に立てるよう
頑張る所存です。
カタログについては弊社までお問い合わせ下さい。

(株)梅彦様 ありがとうございました。

お知らせ:今月の鏝(コテ)サミット1月19日は都合によりお休みします。

投稿時間 : 15:16 個別ページ表示

2008年01月10日
 ■ 2008 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

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綺麗に掛かった虹です。
良く見ると上にも2重に掛かっています。

今年は2重に良い年になるよう頑張ります。
本年もよろしくお願い申し上げます。

投稿時間 : 09:21 個別ページ表示