« 京都 鶴屋吉信 | メイン |  「メゾン・ド・ヴァン 鶉亭」 京都大好きなお店 »

2006年09月22日

 ■ 奥田信雄の土壁 京都 花見小路 祇園吉うた

京都町歩き 第2回

鶴屋吉信様を後にして、花見小路 「祇園 吉うた」 の京壁を見に行く事にしました。
吉うた様は今年創業百年を迎えるお茶屋さんで、♪月は朧ろに東山〜♪
の 祇園小唄 の原文を残す老舗です。

2006092001.JPG

祇園吉うた様の京壁は 「京錆土水捏ね仕上」 で、奥田左官工業所の奥田様の手による物です。
弊社にも奥田様の作品で「京錆土 投げスサ荒壁仕上げ」 「本聚楽土 水捏ね錆出し仕上げ」
を展示させて頂き皆様にご好評を頂いておりますが、やはり実際に京都で日本の家の壁として目を向けた時、その奥深さにただただうっとりと見とれるばかりです。

2006092002.JPG

奥田様にとってこちらの吉うた様は、独立されて初めて本格的な京壁を塗らせて頂いた思い出深い現場だそうです。こうして又、年月を経て塗り替えの時にはお声が掛かる・・・これぞ左官冥利に尽きる、名工の成せるお話しだと思います。今回の施工にあたっては奥田様の所有する数百袋の京錆土の中から、最も京都の花見小路通りに似合う色合いの良い錆土を選び使用されたそうです。

おっしゃる通り、粋で洒落た祇園花見小路にひときわ目立つ実に艶やかな京錆土の水捏ね仕上げの壁です。

投稿者 Tomizawa : 2006年09月22日 09:44