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2006年09月19日

 ■ 京都 鶴屋吉信

京都町歩き 第1回
しっとりと、はんなりと古都の心を感じながら散策と参りましょう。

まず最初は、今出川通堀川の京菓子 『鶴屋吉信』 様にお邪魔しました。
享和三年(1803)の創業以来、京菓子文化と伝統を現在に伝える名店です。
京菓子の優れた伝統は、京都の豊かな文化や歴史、四季の自然に包まれて磨かれてきました。平成4年に竣工された新店舗は、京の伝統的な町並みを構成する町屋の様式にならい、現代的な建築の中に茶庭や露地を取り入れて京菓子の美が映える空間を作り出しています。

正面玄関から入り美味しそうな京菓子が並ぶとても広々とした余裕の店舗に言葉を無くします。

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品のある繊細な作りのお菓子が並んでいます。綺麗で美味しそうですね。どれをお土産にしようか悩みます。 がっ、しかし視線は徐々に壁や床に行き始めます・・・。職業病でしょうか悲しい?性です。

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なんと美しい見事な土壁でしょう。暫く動けず見入ってしまいました。すると店員さんがお茶を持って来て下さいました。そして 「おこしやす」 クゥ〜感激。

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奥に入って行くと、これまたゆとりのディスプレイ。デパ地下とは訳が違う!

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さらにその奥は商談用の個室です。

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2階に上がると、そこにはゆったりとくつろげるお休み処があります。全部のお部屋をご紹介出来ませんが趣向を凝らしたたお部屋で季節のお菓子とお抹茶などいろいろ楽しめます。ちなみに、この日は暑かったので「宇治大納言かき氷」を頂きました。今までに食べた事の無い美味しさでした。

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一番奥まった所に控えるのは、拘りの茶室「游心」です。
年4回季節の創作菓子を楽しむ茶会を開催されているそうです。
1階からご紹介をさせて頂いた土壁の塗り手は、京都の名工 佐藤左官工業所(佐藤嘉一郎、佐藤ひろゆき親子)様です。

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名工の技を屈指して塗り込めた仕上げは、木舞透かし壁です。わびさびの世界です。静かなここち良い空気の中でお茶を頂きながら、どの様にお茶会が行われるのか思いを馳せてみました。

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こちらのお部屋には、落ち着いた数寄屋風のカウンター席 「菓遊茶屋」 があります。熟達した菓子職人が、お客様の目の前で季節の京のお菓子を作って食べさせてくれるのです。お寿司屋さんじゃないけれど、見事な手さばきでみるみるお菓子の花が咲く様子が間近で楽しめます。

雅の京菓子、熟練の菓子職人、名工が仕上げた土壁 これぞ京のこころ 和のこころ。

お後がよろしいようで・・・。

投稿者 Tomizawa : 2006年09月19日 11:49