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2007年10月25日
10月22日(月)九州の「原田 進」氏にご来店頂きました。
滅多に九州をお出にならない原田氏ですが、
今回は富士川建材工業(株)様の50周年記念講演会で
講演する為に湯河原にお見えになり、その後弊社にご案内
させて頂きました。
お目に掛かるのは2年振りです。
展示室において原田氏と嬉しいツーショットです。
以前からお越し頂ける日を楽しみにお待ちしておりました。
師匠の久住 章氏とは久し振りのご対面だそうで、
師弟でありながら、巨匠同士の会話はそれはそれは
凄いレベルの滅多に聞けない内容のお話でした。
挾土秀平氏の作品を見ながら素材と技術について
小林澄夫氏も交えて意見交換が行われました。
事務所内の色土のサンプルを前にお話を伺いました。
氏はほとんど自分で土を取って来て精製するそうです。
土のみでなく、大方の材料は手作りとの事、
例えば、スサ用のワラは自分で無農薬の米を作って稲刈りをして、
ワラスサを作るそうです。
また、小舞を編む竹も自分で伐採しますし、あらゆる素材を
徹底的にこだわり研究しながら物にしていくそうです。
九州には良い素材が沢山有りそうですね。
羨ましい限りです。
ここぞとばかりにいろいろとお話を伺います。
本当にありがたい事に、質問すれば何でも教えてくれます。
今回は2日間、原田 進氏の温厚な人柄にタップリと、
触れさせて頂きました。
書籍等で拝見する氏の様子をそのままにプラス、実際に聞く
心のこもった優しい語り口に、益々ファンになりました。
原田様、ありがとうございました。
今後もご指導よろしくお願い致します。
次にお目に掛かれる日が楽しみです。
投稿者 Tomizawa : 2007年10月25日 10:46