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2008年05月31日
 ■ 奥田信雄氏の京壁講習会前日準備

5月24日(土)
今回で4回目を迎える講習会もいよいよ明日です。
本番に向けて1階倉庫の商品を出して舞台作りが始まりました。

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いつもながら平成会の皆様に大変お世話になりながら、
ドタバタ劇で会場作りは進んでいきます。

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しかし、毎回見事に上手く雰囲気を作って下さいます。
本業は大工さん!? と思うぐらい素晴らしい。

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そうこうしている内に、奥田氏がご到着。
会場を見て頂いた後、早速材料の調合に入られました。

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投げスサ仕上げで使う20年物のワラです。
醤油に漬け込んだ物を水に漬けてもどします。

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休憩時間も奥田氏にお持ち頂いた写真集を皆で拝見。
その素晴らしい内容に質問が途切れません。

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いやー、感じが出て来ました。
普段の商品で埋まった同じ倉庫とは思えません!

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今回は、奥田氏の鏝コレクションの一部を是非皆さんに見て頂きたく
展示して頂くことになりました。

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トメサラエ鏝だけでもこれだけご用意下さいました。

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とても全部は収めきれそうにありません。
時間をかけて丁寧に並べていきます。

奥田氏が鏝を手にした時の表情は限り無く優しく、
まるで赤ちゃんの手を取るように扱われます。
どれほど鏝を大事にしているのか良く分かる一時でした。

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さらになんと今回の目玉は、
奥田氏の鏝を使わせて頂ける事になったのです!!
水捏ね用、引き摺り用と1組8丁の取り合わせで、
それを10セット・・・目眩がしたのは私だけでしょうか。
木箱に丁寧に納めて下さいました。
明日使う事の出来る幸せ者は誰だっ。

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奥田氏ご持参の京錆土です。
見た瞬間、鮮やかな色合いにビックリ!
同じ京錆でも随分と違う物ですね。

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真剣に塩梅を確かめます。
OKが出たところで準備は大方整いました。
朝から皆様ご苦労様でした。
明日もよろしくお願いします。

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夜も更けて来ました。
いつものように、誰も居ない会場で一人前夜祭です。

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奥田氏の鏝も一人占めです。

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明日の成功を祈ってカンパ〜イ!
時間の経つのも忘れて、幸せな一時を送ったのでした。

本番は後日をお楽しみに。

投稿時間 : 17:50 個別ページ表示

2008年05月28日
 ■ 奥田信雄氏 京壁講習会 速報

5月25日(日) 第4回 漆喰・土壁 技術講習会を
開催致しました。
念願叶っての奥田氏の講習会は実に奥深く、
本物は何かを学ぶことが出来ました。
お陰様で皆様からご好評を戴く内容になりました。

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当日の午前中はあいにくの雨でしたが、
参加者の皆様の真剣さに会場は熱気ムンムンでした。

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今回はスクリーンとテレビモニター2台を使って、
鏝さばきをアップで見て頂けるように工夫してみました。
奥田氏の凄さをより分かり易く表現する為に!

詳しくは後日ご報告致します。
取り敢えずは、無事終了のご報告まで。

投稿時間 : 10:03 個別ページ表示

2008年05月21日
 ■ 奥田 信雄氏の京壁 講習会準備編2

※第4回 漆喰・土壁 技術講習会のご案内です。
平成20年5月25日(日) 遂に京都の巨匠 奥田信雄氏に
お越し頂き、京壁の技をご披露して頂きます。
詳しくは、弊社ホームページ 『新着情報』 をご覧下さい。

現在、まだご参加頂けます。
是非この機会をお見逃しなく!

5月18日(日) 講習会を一週間後に控えたこの日、
受講者用の塗り付けパネルの最終準備が行われました。

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先日下塗りまで施されたパネルにチリの塗り付けを行います。

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奥田氏から戴いた施工指示書に基づき、
今までに無く緊張の面持ちで打ち合わせを行います。

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作業開始。
チリの位置決めです。

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慣れた手付きで毛引きを操り、正確なラインを出して行きます。

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次に暖簾の加工に入り、5センチ程の間隔に鋏で切れ目を入れます。

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暖簾の打ち込みです。
小振りの頭の効いた暖簾打ち用の金鎚で素早く貼り付けます。

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力強くビシッと打ち付けられた暖簾です。
暖簾も作り手によって違う事を教えて頂きました。

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さて、チリの塗り付け開始です。
今回は、吉野石膏のB-YNを使って下付けを行いました。

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暖簾を伏せこむ為、丁寧な作業が要求されます。

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追っかけ暖簾を伏せ込んで行きます。

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この間、丁寧ながらも手早い作業に目が離せません。

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そして、奥田氏から送って頂いたチリ塗り付け用の本聚楽土(中内建材)を
取り出します。

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既に配合され練り込まれている本聚楽土の塩梅を見ます。

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直ぐに石膏の上に薄く塗り付けます。

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この日は4人の方にお手伝いを頂き受講者の皆様の為に、
じっくりと作業に取り組んでもらいました。

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実際に現場ではなかなかお目に掛かれない作業に
時間の経つのも忘れて見入ってしまいました。

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真剣に鏝を操る姿はカッコイイです!

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養生テープを剥がして完成です。

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10枚のパネルが次々に出来上がっていきます。
この上に講習会前日24日に奥田氏が中塗を施されて、
当日の仕上げの実技にお使い頂きます。

お手伝い頂いた平成会の、上野様、木村様、小沼様、河西様
ありがとうございました。

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こちらは、奥田氏が当日塗り付けるパネルです。
既に京都から作って送られて来ました。
これだけ見てもうっとりですね。
そして当日使うすべての奥田氏手作りの材料も到着しました。
このように準備に関しても奥田氏の京壁に対する情熱と、
講習会に向けての丁寧さ、真剣さがひしひしと伝わって来ます。
こんなにして頂いて感謝の気持ちで一杯です。

いよいよ奥田氏の京壁が拝見出来ます。
ドキドキして来ました。
ご参加頂く皆様とご一緒に大いに楽しみ勉強したいと思います。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

投稿時間 : 08:43 個別ページ表示

2008年05月12日
 ■ 奥田信雄氏の京壁

※第4回 漆喰・土壁 技術講習会のご案内です。
平成20年5月25日(日) 遂に京都の巨匠 奥田信雄氏に
お越し頂き、京壁の技をご披露して頂きます。
詳しくは、弊社ホームページ 『新着情報』 をご覧下さい。

待ちに待った講習会が、いよいよ間近に迫って参りました。
お陰さまで、準備も奥田様のご指示を頂きながら緊張感いっぱいに
進めております。

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今回のテーマは奥田氏の究極のこだわりの世界で、
これほどまで突き詰めた技は他では滅多に見る事が出来ません。
お弟子様も4名の方にお越し頂きご指導願います。
是非この機会に本物の京壁をご覧頂きたいと思います。

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奥田氏に披露して頂く技は6種類で、ご自身が用意された
6枚の講習用パネルが届きました。
材料も近々送られて来る予定です。

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そして、皆様に朗報です。
鏝の解説をお願いしてあるのは勿論ですが、
当日ご希望の方に何と奥田氏所有の鏝をお借りして、
弊社が用意したパネルに実際に塗って頂ける事になりました。

奥田氏が可愛がる鏝で、奥田氏が調合した材料を塗って頂ける事は
素晴らしい経験になること絶対間違い無しです。

ご参加の皆様には、充分に勉強して頂ける良い講習会になるように、
頑張って準備を進めておりますので、楽しみにお待ち頂きたいと思います。

尚、現在まだ若干の参加枠が御座います。
参加ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

投稿時間 : 17:53 個別ページ表示

2008年05月09日
 ■ 「宇ち多」 もつ焼き 至福の昼下がり

さて、この辺で呑ん兵衛話とまいりましょうか!

もつ焼きのパラダイス、葛飾立石「宇ち多」です。

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この日も店前は入店待ちの行列が出来てます。
でも、いくら並んでも・・・
この暖簾をくぐるのが楽しみなんです。

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待つこと30分有り難く着席です。
どうですか、この琥珀色の輝きと表面張力!
心と体に浸み込む焼酎の「梅割り」です。

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先ずは「タンナマ」をいただきます。
オスをかけてさっぱりと実に美味しい食感です。

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絶対に外せない「レバタレ若焼き」です。
軽く炙ったレア状態でタレの美味しさも勿論ですが、
新鮮なレバーの甘みが最高です。

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「ナンコツ塩」です。
これまた何とも言えない新鮮さ丸出しのコリコリ感!
宇ち多でなければ味わえません。


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次に「ハツシオ若焼き」の美味しいプリプリの食感を楽しみます。

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そして、「アブラ少ないところタレよく焼き」です。
このアブラも新鮮さ故、さらりと食べられる逸品で、
梅割りと合うのなんのって最高です。

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いやー 幸せなモツタイムです。
浅漬けのきゅうりと大根のお新香を噛みしめると、
口の中がリフレッシュ!
さらに、「カシラ素焼き若焼きオス」「ガツ素焼き」「シロタレよく焼き」
・・・
そして、締めに「煮込み」と至福の世界にとっぷりと浸るのでした。

心底満喫しました。
本当に元気を沢山もらえるお店です。
お腹一杯で、かなりお酒も回って来ました。
外にお待ちのお客様もいらっしゃるので、
そろそろお会計に致しましょう。

宇ち多万歳と心の中で叫んでお店を後にしたのでした。

投稿時間 : 17:10 個別ページ表示