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2008年06月21日
■ 奥田信雄氏講習会パネル その後
奥田信雄氏による、第4回 漆喰・土壁 技術講習会は、
お陰様でご好評を頂き1ヵ月経った今も、
「良かった」「勉強になりました」とのお声を頂戴しております。
さて、当日塗り付けて頂いたパネルのその後は如何に?
「投げスサ仕上げ」です。
隅の部分まで均等に綺麗に引き摺りの目が出ています。
こちらは、徐々にワラが浮き出て来ました。
この先が楽しみです。
水捏ね仕上げです。
京都の撫で物では最上級の仕上げです。
糊を入れず水だけで練ったムラや割れの少ない仕上げです。
特に奥田氏の水捏ねはワラを多く入れる為、
難しい技を駆使しての究極の仕上げとなります。
土の持つ自然な風合い色合いと、強い粘土質とが調和して
「投げスサ仕上げ」の動きのある表情と、
「水捏ね仕上げ」のうっとりとする上品な趣は、
どちらも見る者の心を惹き付けます。
実際の壁で見る事が出来たら・・・と思う今日この頃です。
今度はいつ京都に行けるかな!
ご紹介したパネルは弊社に展示しておりますので、是非ご覧下さい。
投稿者 Tomizawa : 2008年06月21日 09:29