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2009年09月08日

 ■ 品川博 佐藤ひろゆき 進化する左官の技

品川博氏、佐藤ひろゆき氏による左官の新しい技をご紹介します。

2009090701.JPG

9月5日(土)に、丹波篠山の南左官 南俊行様からお電話を頂きました。
南氏のとても興奮した声で 「今、品川さんの所に居て凄いものを見ています!」
それは、兵庫県加古川市の名工 品川博氏による乾式洗い出し、
「品川式ドライウォッシュ工法」 を目の当たりにされ、感激のあまりわざわざ連絡を
下さった訳です。

そして、本日品川様よりサンプル(上の写真)をお送り頂きました。
見た瞬間、私も驚き思わず月刊左官の編集長 小林澄夫氏に電話を掛けて
しまいました。

2009090702.JPG

何が凄いかと言うと、1厘前後の細かい砂まで実に綺麗に洗い出しされているのです。
写真では分かりにくいと思いますが。白い部分の細かい所が凄く綺麗です。
普通なら流れてしまうような細かい粒が・・・とにかく素晴らしい! 
ドライウォッシュ工法?
どの様に施工するのか不思議ですね。
今すぐ、品川氏の所へ行って教わりたくなりました。

品川氏曰く、 
「この工法によって、水による洗い出しの弱点や難しさを取り除き、
施工性、デザイン性、表現力の可能性を高めることが出来ます。
/紊鮖箸錣坐悩爐鯢修錣垢燭瓠白華(エフロエッセンス)が出にくく仕上がりが
綺麗です。
⊃紊農わないため、素材(種石等)の流れ落ちの心配がなく、小粒子(1估癲
まで素材表し仕上げが可能で、大小混合も容易にできます。
水を使わず汚水を出さないため、内部への仕上げも容易で、素材の選び方、
高級感や、わび、さび、など表現の仕方で無限な可能性があります。
ぞ粒子の使用ができる事により、より小細工物の素材表し仕上げができます。
ヂ膤櫃りな道具や設備の必要が無なく、左官の基本技術、知識があれば
施工ができます。
水を汚す事がないため、環境にやさしくエコタイプであり、、街中や道路脇でも
施工が容易です。

この工法が使える事により 
あらためて身の周りにある砂等の素材を見直し、美しいのも、面白いものを
掘り起こし、それらを表面表現する事により、より味わいの深い左官仕上げを
作り出したいと思います。

南氏が驚くのもごもっとも!!
またしても品川氏、やってくれました。

2009090703.JPG

そして、この作品はと言うと、
1週間前の土曜日8月29日に、京都の佐藤左官工業所の佐藤ひろゆき氏に
お越しいただいた折に、有難く頂戴した錆壁の作品です。

良い塩梅に錆が出た土の上に、くっきりと浮き出た白い左官の文字が・・・。
その部分だけを錆が出ないよう技を使っての作品です。
はて、これまた如何にしてこのような文字が?
工法については後ほどご指導いただく事になっております。
この技もこれからの新しい左官の表現の仕方として楽しみな世界ですね。

品川博様、南俊行様、佐藤ひろゆき様、ありがとうございました。
いつも左官の素晴らしい世界にご案内いただき感謝申し上げます。
何て幸せな建材屋なんだろうとつくづく思う今日この頃であります。

投稿者 Tomizawa : 2009年09月08日 10:33