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2007年03月02日
マイ ダイニング?八丁堀 「マル3F」 をご紹介します。
仕事の関係者と、友人と、家族と、そして優雅な一人ディナーと、
それこそ勝手に好きなように利用させてもらっているお店です。
以前もご紹介しましたが、1Fがスタンディングバー、2F・3Fは趣の違う
着席のお店でラテンの音楽で盛り上がるいつも満席の凄〜いバールなんです。
私の場合、八丁堀駅にたどり着く頃にはその日のエネルギーを使い
果たした状態で、いきなり2F・3Fへの階段を登る事が出来ません。
そこで1Fのスタンディングで一杯、軽く充電してから上のお店へ
移動するのです!
てな訳で、1Fでエネルギーを注入した私は階段を登り、
2Fのお店に後ろ髪を引かれるような思いで一気に3Fへ向かいます。
店内は美味しい楽しい事件が起きる予感!
今日はカウンターでお世話になりましょう。
まずは、ソムリエ さとこさん、さゆりさんのお薦め
「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」 のシャンパンをいただきます。
ピノ・ノアールがベースの小気味良い辛口の味わいはとても爽やかな印象です。
付き出しは 「ピッサラディエール 南フランス パイ生地ピザ」 です。
イタリアのピザよりサクッとした感触で、それに合わせてのお薦めクリコ・・・
さすがです、さとこさん、さゆりさん!
前菜に、「産地直送こだわりの温野菜アンシュヤードソース」 と
「和牛肉のカルパッチョ」 をいただきます。
温野菜はふくよかに蒸し上がったブロッコリーやカブに、
カリッと焼いたレンコンが添えられた一皿で、さらにその上に
プロシュートの生ハムが乗っています。
ソースの美味しさと相まって実に素晴らしい出来映えです。
カルパッチョは和牛肉の旨みが、かるく掛けてあるオリーブオイルに
引き出されています。
ここでワインを選んでいただきます。
どんなに忙しくてもニコニコとセレクトしてくれるのは本当に嬉しいことです。
そして、お薦めは
「クロ・ヴージョ・ミュジニー 2000 / ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール」
ブルゴーニュのワインです。
ピノ・ノワールのワインにしては深い色合いでブラックチェリーの風味が
強く感じられます。口の中で豊かなタンニンが広がるしっかりとした
ボディーの一本です。
それに合わせるお料理は、「SPF豚レバーのソテー」 です。
新鮮なレバーだから出来る軽く火が通るくらいにソテーしたお味は、
クセのない甘みを感じる仕上がりです。
「今日は椎茸がとってもいいですよ」と天女の声。
即、「伊豆産 椎茸の鉄板焼」 をお願いします。
なるほどお薦め通り、肉厚の旨みの詰まった椎茸です。
バター風味のソースにレモンをたっぷり絞っていただきます。
そしてお目当ての、
「骨付子羊の鉄板焼」です。
写真で見てもお分かりのように、かなりレアな焼き上がりで出てきます。
かまわず手で掴み一口かぶり付きます・・・うっ旨い!
大好きな子羊の独特な旨みをとても上手く引き出しています。
思わず唸る美味しさに、ワインがぶ飲み状態に引きずり込まれてしまいました。
素材の良さは勿論ですが、焼き方のテクニックが光っている逸品です。
いやー、幸せです。
序盤から盛り上がり放しのディナーもそろそろエンディング。
ワインのグラス越に見える青く燃える炭火は、美味しいデザートに匹敵します。
締めくくりに相応しいシーンです。 もう少し楽しませていただきましょうか。
来れば来るほど、知れば知るほどいい店だな・・・マルは。。。
と、しみじみつぶやく独り言。
いつも心の止り木のような優しさしいマルの皆さんに感謝します。
ありがとうございます。
投稿者 Tomizawa : 2007年03月02日 10:58