2006年12月13日
渋谷 神泉町交差点にあるそのお店は 「 buchi 」 ブチ です。
初めてお邪魔した時からファンです。
1Fはスタンディング、地下はブチ坐房でしっとりと座って楽しめるお店です。
素通り出来ないオシャレな雰囲気のバールです!
夏場は外にもテーブルが出て、多くのお客さんで盛り上がっています。
行く度にわくわくしながら店内へ。
「いらっしゃいませ〜」の可愛い声に迎えられ、1F奥のスタンディングの席へ
案内されます。
このお店の会計システムは、キャッシュ オン デリバリー なので、
カウンター奥の小皿の下に紙幣を置き中にコインを入れます。
そして、オーダーごとにそこから精算してくれます。
さて、まずはお奨めのシャンパン 「リュイナール」 を頂きます。
グラス越しに写るシェフの姿に美味しい予感・・・。
他の事はともかく、食べる事の嬉しい美味しい予感は良く当たります!
メニューを見てはじめに目に付いたものは?
昆布の上に並んだ 焼白子 です。
こうばしい香りとトロリとした白子の甘みが、シャンパンとばっちりです。
ボルドー 「シャトー コート デ カッサーニュ 2004」 です。
笑顔でついで頂くこの瞬間の、グラスに踊り出る赤ワインの
あざやかな彩りが好きです。
焼トリッパのサラダです。
こうばしく焼かれたトリッパの食感と新鮮なシャキシャキ野菜のハーモニーは
忘れられない美味しさです。
このサラダには思い出があります。
はじめて来た時に隣のお客さんが食べているのを見て、
何だろうかこの美味しそうなものは?とじっと見ていたら、
少しいかがですかとすすめてくれました!
よほど食べたそうな顔をしていたのでしょうか(笑)
遠慮無く頂き食や旅の話題で楽しく過ごさせてもらいました。
トリッパの料理と言えば今までトマトの煮込みがほとんどでした。
焼トリッパとは珍しいですよね。
このお店の技とこだわりが生んだ逸品だと思います。
鶏レバーのお刺身です。
他のレバーと違って鶏のレバーは溶けるような柔らかさと甘みが美味しいです。
赤ワインとの相性は最高!
小柱、きのこ、ドライトマトの熱々のキッシュです。
まったりとした味わいの中、それぞれの味を強調しながら
ドライトマトの酸味が少しアクセントになっていて実に美味。
ワインが進む進む!
気が付くと、サンタさんがこんな所に居ました。
クリスマス スペシャルコースのメニューを持って頑張っていたのですね。
仕上げにキンキンに冷えた レモンチェッロ を一杯。
自家製だけあって香りの良いこと!
爽やかなレモンの香りに南イタリアのアルベロベッロの町を思い出しました。
ブチの皆さんいつも最高です。
ありがとうございました。
つぎはいつ行けるかな?
追伸:傘を忘れました(自爆)
投稿者 Tomizawa : 2006年12月13日 08:19