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2007年02月25日

 ■ 漆喰でつくる楽しいお店の看板展 「村尾かずこ」

「どぞうの絵本」 の作者 村尾佳州子さん の個展が
西池袋のブックギャラリー・ポポタムで開催されました。

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村尾さんは、フレスコ画家でありながら、左官職人の加藤信吾親方の元で
左官仕事を学びました。土、藁、砂、石灰などシンプルな自然素材の組み合わせで、
壁の無限の表情が生まれることに魅了されフレスコ画を取り入れた左官内装工事、
造形作品を製作しています。

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閑静な住宅地にあるギャラリー・ポポタムです。

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楽しいお店の看板と、どぞうの絵本の原画が展示してあります。

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原画で見ると更にその素晴らしさが分かります。

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ウォ〜! 可愛イィ〜!!
個展開催案内の葉書に写っている金魚屋さんの看板です。
実物の出来映えは想像を超えた感激物です。
鉢底の砂利も左官の技法でさり気なく表現しています。
看板のベースは丸いザルで下地はハンダ塗です。

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左官屋さんの看板です。
このアングルはあたかも自分が塗っているような思いにさせる作品で、
どこからこの発想が生まれるのか村尾さんの左官に対する深い思いが
伝わって来るような気がします。

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なに〜! 居酒屋の看板!!
こんな看板が掛かっていたら、絶対入ってしまう事間違い無しです。
コの時型のカウンター越しに見るおやじさんの動き、焼台、煮込み鍋、お品書き、
野球中継を写すテレビと、もつ焼きの臭いがいっぱい。
こりゃ〜たまらんです。

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そして、おでん屋さんの看板です。
一品々の味わいを感じる、湯気が香る看板です。

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お風呂屋さんの看板で、背中を洗う石けんの泡が実に素晴らしい。
ニコニコ顔とケロリンの洗面器も見逃せません。

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ワインに力を入れている酒屋さんの看板です。
ワインの色が美味しそうに出ています。
その色出しに高度なフレスコの技を見ることが出来ます。

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四季の土玉です。
名前が付いていて、左から春子、夏夫、秋彦、冬美ちゃん達です。
万が一不要になったら不燃ゴミに出さずに外の土の上に置いて下さい。
土に戻ります。どんぐりや、ナラ、カシの実が入っています。
ひょっとしたら芽が出て緑が生まれるかもしれませんね。

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この様な作品が家の壁に息づいていたら・・・想像するだけで嬉しくなります。
その楽しさと感動を作り出してくれる 村尾佳州子 さんです。
お人柄は作品にそのまま表れています。
そしてフレスコ画と左官の両方の世界を知っている村尾さんだから成せる技なのです。
「どぞうの絵本」は左官業界の、いや建築業界の宝物です。
楽しい看板はお客を呼び込むお店の宝物になることでしょう。
よくぞ作って下さいました(感謝)

実は、金魚屋さん・左官屋さん・居酒屋さん・お風呂屋さん・四季の土玉の5作品を
購入させていただきました。ありがたく弊社に展示させていただきます。
是非皆様にも素晴らしい村尾佳州子ワールドに浸っていただきたいと思います。

村尾さん、ありがとうございました。
益々のご活躍をお祈りしております。

追伸:出来たら「行列の出来る建材屋」の楽しい看板作って下さい!(願)

投稿者 Tomizawa : 2007年02月25日 20:26