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2007年02月04日

 ■ 「メゾン・ド・ヴァン 鶉亭」 京都 大好きなお店 

京都四条団栗橋 「 メゾン・ド・ヴァン 鶉亭 」です。

鴨川縁で冬の京都の美味しい夜を味わって頂きましょう。

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格子戸を〜♪ くぐり抜け〜♪♪
鶉亭の玄関に入れば至福の時間のスタートです。

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山口オーナーソムリエお薦めの、シャンパン「ド・カントヌール」で乾杯です。

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ほどよい酸味と果実味がノドを心地よく潤してくれます。
見ても爽やか・・・どうですか美しいですね〜。

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さあ一品目のアミューズクール 「寒ブリと白菜の柚子味噌風味」 です。

旬の寒ブリに合わせるものは?
白菜です。伏見の農家辻さんの作った白菜の軸の部分を使っています。
それに、宮川町山井商店の白味噌を柚子風味にしたてて絡めます。
寒ブリのしっとり感と歯ごたえシャキシャキの白菜が、
柚子味噌の香りに踊らされています。
実にお薦めシャンパンに合うのです。

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シャンパン ロゼ 「フィリポナ・レゼルヴ・ロゼ・ブリュット」 も頂いちゃいます。

こちらはほんのり甘い香りを楽しめます。

注いで頂くのは私が尊敬申し上げる山口オーナーソムリエです。
そのお人柄は、会わずには帰れない魅力的な ちょいワル紳士 です。
後ろに控えるは笑顔が爽やかな山脇ソムリエと奥に若さ溢れる森下ソムリエです。
この実力派ソムリエ陣が完璧な鶉亭の夜を演出してくれます。

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華やかな彩りも楽しみながら味わいます。(幸)

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「オマール海老の フランソース・ブール・ド・オマール」 です。

海老の味噌を使ったソースが、引き締まった身の甘さを引き立てていて
とてもふくよかな味に仕上がっています。

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オマール海老と来れば白ワインですね。お薦めをお願いします。

「ブイイ・フェメ・グラン・ミレジメ・ラドゥセット」 です。

熟成度が高く酸味がまろやかで豊かな味わいです。
以前、鶉亭で白ワイン良さを教えて頂きました。
いままでの酸味の強いイメージが一新した出来事でした。
う〜ん、お薦め通り実にオマール海老に合います!

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「京カブラとシュガートマトのサラダ ミモレット風味」 です。

サラダってこんなに楽しいのと言いたくなる彩りです。
甘みたっぷりのトマトに、伏見の農家辻さん作の京カブラの組み合わせ。
そこに24ヶ月熟成のミモレットチーズがたっぷりとかかっています。
トマトの甘みと酸味、カブラの持つ甘みと苦みをミモレットが包み込むように
仲人します。 一言、爽やかサラダです。

サラダに合わせ、さらに熟成の進んだ10年物の白ワイン

「ロワール 97年 ヒューメ」 をいただきます。

芳醇でふくよかな口当たりがサラダにピッタリです。


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そろそろ赤ワインといきますか・・・。

「ヴォルネ・プス・ドール`97」

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「京鴨と根菜の軽い赤ワイン煮込み」 です。

今回のお目当て・・・
与謝野町の鴨をブルゴーニュの赤ワインで軽く煮込んだお料理です。
鴨を強火で焼いて油を落としスライスしたものに、
蓮根、金時人参、牛蒡の根菜をあわせて、ピノ・ノワール「ヴォルネ`97」
のフォン・ド・ボーで煮込んだものです。
(前写真のワインです)

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ヴォルネワインで煮込んである贅沢な煮込み料理です。
そして、この一品の為にヴォルネ`97を頂きます。
緊張と興奮の瞬間です。

期待以上の逸品!絶品!! この香り・・・こりゃ〜参った。
両方が口の中で溶けあう時、ヴォルネのふくよかな風味がしっかりと染みこんだ
鴨肉の、今までに食べた事の無い美味しさを充分に感じ取る事が出来ました。
ヴォルネ`97とシェフの仕業?がお見事で冬の根菜達も大喜び。
そして私も大はしゃぎです。

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「冬野菜のクリームスープ」 です。
しかりとした下味の中に金時人参、南瓜、ジャガイモのそれぞれの味が強調しあった
コクのある仕上がりです。これを京都では重ね味と言うそうです。

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溺れてみたくなる 「ヴォルネ`97」 の彩りです。

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「アワビのポアレ イタリアントマトソース」
肉厚なアワビが柔らかくて美味しい〜!
海の香りがするフレッシュな味わいです。

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「鹿児島黒毛和牛のヒレとガチョウのフォアグラ ソテー 海老芋コロッケ添え」
油質がおとなしいガチョウのフォアグラです。柔らかい肉質のヒレとの相性は最高!

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そのまろやかさとコクにワインが進んでしまいます。(酔)

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焼き上げた温かいフォンダショコラの上に冷たいアイスクリームがのった、
愛らしいデザートです。
そしてエスプレッソをいただきフィニッシュです。

今宵も完璧に鶉男に変身です。
山口オーナーソムリエのマジックに体の芯までトロトロにされました。
その心地良さは、まるで窓下の鴨川の流れに乗っているかのようです。

至福の時をありがとうございました。

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少し散歩してから帰りましょう。
道すがら・・・土壁を見ながら・・・聚楽壁を触りながら(コラ!)
京都って本当にいいな〜って思うのでした!!

投稿者 Tomizawa : 2007年02月04日 09:58